- | 次の10件

『優しいSの育て方』 [BL小説]


優しいSの育て方 (SHYノベルス275)

優しいSの育て方 (SHYノベルス275)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2011/11/29
  • メディア: 新書



頭も良さそうだし、体格もよく運動も出来て申し分の無い魅力を持っているように見えるのに、
なぜだか臆病すぎる性格を持つ栄田惣。
優しすぎ、空気読み過ぎ、遠慮し過ぎ。
心が波立つのが嫌で他人との関わりをさけるように過ごして来たので
二十歳になってもまだ恋をしたことも無い。

そんな彼が生まれて初めての恋に落ちた、
そのひと目惚れの相手は20歳も年上で
学生達に人気の准教授宮。

年齢差、経験差、二人の間に横たわる格差がすごすぎて
どうやって乗り越えて結ばれるのかと、本気で心配になるのです。
おまけに宮には譲れない性癖がある。


ピュアな栄田が自分の恋に気づき、落ちていく様、
最初は相手にしていなかった宮がいつの間にか栄田の純情と一途にほだされて行く様、
心理面の描写がステキです。

血が苦手で他人を少しでも傷つけることなど出来そうにない栄田が
宮と付き合いたい一心でSとしてのプレイを学ぶあたりは
なんだか両方が辛そうで心配になりますが…
結局決めてはやっぱり愛情と信頼なのですね。

SMというかなりアダルトな領域を描きながらも
メンタルな部分ではとても純粋な恋愛が描かれているところが新鮮でした。

nice!(0) 

タイガー&バニー [アニメ]

腐女子的にモエモエしながら見ていたのは間違いありません。
ですが、そういう楽しみ方をしなかったとしても
私にとって非常に面白い作品でした。

そして、第2期が決まっているようなので、最終回も安心してみることが出来ました(笑)

グッズもたくさん登場しているみたいですね。
コレとか、可愛いな。
デマプチキーラバーコレクション TIGER&BUNNY (BOX)

デマプチキーラバーコレクション TIGER&BUNNY (BOX)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


この作品のバトルスーツの造形は、相当好き。
とくにワイルドタイガーとロックバイソンがいいな。

S.H.フィギュアーツ ワイルドタイガー

S.H.フィギュアーツ ワイルドタイガー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
S.H.フィギュアーツ ロックバイソン

S.H.フィギュアーツ ロックバイソン

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



作品中ではコテツさんがバーナビーにお姫様だっこされたりしてますが、
ツンデレ眼鏡の優等生は、やっぱり受けがお似合いかなーと思います…
nice!(0) 

『美しいこと』 [BL小説]


美しいこと(上) (Holly NOVELS)

美しいこと(上) (Holly NOVELS)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: 新書

美しいこと(下) (HollyNOVELS)

美しいこと(下) (HollyNOVELS)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2008/01/29
  • メディア: 新書


主人公の松岡洋介はゲイではないんです。
ただ、週に一度、女装して街に出かけ、男達の視線を集めて楽しむという、とても変わった趣味があっただけなのです。それがまた半端無く清楚でかわいらしい姿で…。
ある夜、女装した姿でナンパされ、ひどい目にあって途方に暮れていた松岡を優しく助けてくれた男性がいました。
それは同じ会社で働く、不器用、トロいと評判の冴えない男、寛末でした。
女性と誤解されたまま寛末と会いつづけ、ついに寛末から「好きだ」と告白されてしまうんです。

このまま、誤解されたまま突っ走ってしまったら…一体どうなるのか。
先日紹介した『秘密』と同じく、破滅に向かってまっしぐらに進んでいるようにしか見えないんですよね…。本当にドキドキさせられます。
そして、小説の登場人物にこんなにもイライラしたのは○十年の人生で初めてです!
でも、最後には素晴らしいカタルシスが待っていましたよ。

「美しい」とはどういうことか、
身を切られるような切なさとともに味わってみたい方にお勧めです。


すこしネタバレ的に踏み込んだ感想は続きに…

続きを読む


nice!(0) 

『秘密』 [BL小説]


秘密 (ホリーノベルズ)

秘密 (ホリーノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2007/04/21
  • メディア: 新書

木原音瀬さんの作品は吸血鬼シリーズを読んだ事があるだけでした。
アマゾンのレビューを読むと、必ずと言っていいほど
「評価が極端に分かれる作家」と書かれてますので、
ちょっと手を出しにくい気がしていたのですが…。

冒頭部分でなにやらシリアスなムードが漂っていますし、
甘さの欠片もない描写でもあり、なかなか波に乗れないでいたのですが、
途中からグッと来ましたよー。

いわゆるBL小説のお約束なパターンからは大きく外れる作品だと思います。
なんとなく…ハリウッドではないフランス辺りのサスペンスものの映画のような…
いえ、オシャレとかいう意味ではなく、むしろ不気味さの部分がです。

逃れようのない破滅に向かってまっすぐ続いているように見えるお話ですが
意外な展開を見せていきます。
そして、ハンディを背負った人間同士の心の繋がりように、
言い様の無い、胸をトンと突かれるような、目を見張るような思いになりました。

不気味なサスペンスであり、BLであり、純愛。そんな一冊でした。

ゲームもそうですが小説も漫画も、中味がBLだとなかなか家族の前では手に取れなくて困ります;
それと、頭が痛いのが保管場所!
あまり買わないように気を引き締めているつもりなのですが
いつの間にかそれなりに量が増えて来て・・・;
段ボール箱も1つから2つ、2つから3つになり、と増える一方です。
こっそり保管しておくのも苦しくなってきました。

以下、ネタバレ気にせず所感書きますので、未読の方はご注意ください。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

お引っ越し。

別所で始めていたブログなのですが、
こちらにお引っ越ししてきました。

日常の出来事とか、
他所では出来ないお話とか、
ゆっくりと更新できたらと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog
- | 次の10件

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。